ホワイトカラー・エグゼンプション

http://www.exenwhite.com

ホワイトカラー・エグゼンプション
現在の日本にアメリカンドリームは無い!
このページをブックマークする

現在の日本にアメリカンドリームは無い!

先日、映画『幸せのちから』を観て、つくづく「日本ではありえないなー」と思いました。映画の内容については、他のページにあるのでそちらを参照していただくとして、まさに、アメリカンドリームを描いた内容に「うらやましいー」という気持ちと、感動で涙が出ました。では、何故アメリカンドリームは日本では起こり得ないのでしょうか? 考えてみましょう。

アメリカの職を得る方法

アメリカで仕事を得るには色々な方法がありますが、映画『幸せのちから』の主人公が得た職業は証券マンでした。日本では一流大学を出なければ入れない業界ですが、アメリカでは証券会社の研修をパスすれば誰でも証券マンになるチャンスがあります。私が感じたのは、日本の「保険の外交員に近いのかな〜」という感想です。しかし、日本の保険の外交員であそこまでのアメリカンドリームはまず無いでしょう。そもそも日本では証券業界に入ることはそう簡単には出来ないシステムになっています。仮には入れたとしても映画のような成功は手にすることはできません。なぜなら、規制でガンジガラメになっていて、さらに言えば証券会社のサラリーマンの域を出ていないからです。その意味で、アメリカの職に対するオープンな環境は非常に魅力的に感じます。もちろんそこには熾烈な市場原理に基づく競争が待っていますが、少なくとも門戸は開かれていて誰でもチャレンジできるシステムになっています。このチャンスの平等がアメリカにはあるのです、そしてアメリカンドリームも全くの夢ではないのです。

コネクションの世界、ニッポン

日本の就職に欠かすことのできないのがコネクション(コネ)です。日本では何よりも優先されるコネクションですが、まったくもって腹立たしいシステムです。私の同級生にもこのコネクションに泣いた友人が何人かいます。もっとも顕著だったのは、ある電力会社の採用試験を受けた2人でした。一人は成績が上から2番目でしたがコネはありませんでした。もう一人は下から2番目でしたが強力なコネがありました。ここまで書けば皆さんも察しがつくと思いますが、採用されたのは成績が下から2番目の強力なコネのある同級生でした。当時高校生だった私には信じられないほどのインパクトがありました。と同時に社会が信じられなくなって行きました。今でも当時と状況はあまり変わっていないような気がします。これではアメリカンドリームどころの騒ぎではありません。なんと閉鎖的な国でしょう、島国だからという事もあるのかも知れませんが、ひど過ぎませんか? この辺のシステムから変えていかなくては、アメリカンドリームは「CRアメリカンドリーム」位しか日本には存在できません。そして、このコネ社会を変えなくてはホワイトカラー・エグゼンプションも成立しないでしょう。

日本でアメリカンドリームを成立させるには

まず、オープンな社会になる必要があるでしょう。門戸を広くしその中で切磋琢磨していくような社会でなければ、アメリカンドリームもジャパニーズドリームも実現は無理です。その意味で、学校教育や家庭での教育の見直しが必要です。島国根性を捨ててオープンなマインドと、努力したものは報われることが、具体的に示されなければなりません。格差社会が騒がれている中、ホワイトカラー・エグゼンプションが実行されればワーキング・プアが今以上に増えることでしょう。更にはワーキング・プアどころかワーキング・シック&プアになってしまいます。労働者のモチベーションを保つためにもアメリカンドリームやジャパニーズドリームの早期実現が必要です。その上で、ホワイトカラー・エグゼンプションが議論されることを望みます。