ホワイトカラー・エグゼンプション

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ホワイトカラー・エグゼンプション
私はこう思いますけど、何か??
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私はこう思いますけど、何か??

ホワイトカラー・エグゼンプションについて色々書いてきましたが、調べれば調べるほど現在の日本にはそぐわない、と言うか体が受けつけない感じがしてなりません。そもそも私たちにとって残業とは何なんでしょうか?誰が好き好んで残業をしたいと思うでしょうか! そこそこの報酬と幸せな家庭があれば、誰もすすんで残業しようとは思わないはずです。 

あなたにとって残業とは何ですか?

残業…なんと空しい言葉でしょう。誰のために残業するのでしょう? 自分のため? 同僚のため? 上司のため? 会社のため? 社会のため? 恐らくその全てです。自分の残業代のために残業をする人も中には居るでしょうが、殆どのホワイトカラー労働者は、結果として残業手当を貰っているだけで、残業代欲しさに残業をしている訳ではないでしょう。残業手当はせめてもの、自分のプライドの結果だと思います。パソコンによる仕事が増え、上司からは仕事の実態が見えにくくなっている事は、事実かもしれませんが、昼間の時間はインターネットで遊んで、残業時間の頃に仕事をチョコッとするなんて従業員はまず居ないと思います。全く居ないとは言いませんが、極々稀だと思います。そう願いたいです。多くの労働者は、今日の仕事は明日には残したくない。次の工程の人に迷惑をかけたくない。上司に認められたい。誰かの役に立ちたい。そんな思いの方がはるかに強いと思います。そんな善意の塊のようなホワイトカラーを、まるで虫けらの様にこき使おうとする、日本版ホワイトカラー・エグゼンプションには断固反対します! 

まず厚生労働省がやってみては?

ホワイトカラー・エグゼンプションを導入する前に、まず提案者の厚生労働省が自分のところの実態調査をして、試験的に運用してみてはいかがでしょうか? 公務員とはいえ残業もしている筈ですし、残業代も貰っているはずです。まず厚生労働省職員をエグゼンプトしてみてはどうでしょう? 仕事の内容は紛れも無いホワイトカラーな訳ですから、身をもって国民に報告してみてください。その上で各党のマニュフェストなり、選挙公約なりにして、国民の審判を仰いでもらいたいと思います。まずホワイトカラー・エグゼンプションありきではなく、「日本でやったらこうなりますよ」というものを示してもらわないと、国民の信任は得られないと思います。もちろん厚生労働省をチェックするのは、民間の第3者機関でなくてはなりません。厚生労働省当人が、データの改ざんなど何をするか分かりませんからね。

提案の方法がまずいのです

日本版ホワイトカラー・エグゼンプションは、そもそも提案のしかたに問題があると思います。発案が日本経団連、更にはアメリカからの要請、そんなもので労働基準法を簡単に変えることが許されるのでしょうか? 国民やホワイトカラー労働者の意見は何処へやら? といった感じは否めません。まー、タウンミーティングを開いたところで、ヤラセに終わるのがオチでしょうが…労働組合は何をやっているのでしょうか? 労働政策審議会のメンバーには連合のトップらが名を連ねてはいましたが、結局大きな修正も無く、ほぼ原案に沿った内容のものしかできませんでした。審議の中では色々きつい事も言っていましたが、最終的には先生方の研究結果を上回る案は出せていません。もう少し勉強した方がいいのではないでしょうか? 審議の途中で連合の事情から出席者が変わるのもどうかと思います。残念ながら、真剣に取り組んでいるとは思えません。労働基準法の労働法制から審議に入りましたが、ジョブ・ディスクリプション(職務内容記述書)については全く触れられませんでした。雇用契約とジョブ・ディスクリプションは一体でなければ、ホワイトカラー・エグゼンプションは成立しないと思います。経営者の方針を変えさせることが先決です。ちゃんとした雇用に関する労働基準法のシステムを、アメリカ並みに整備しなければ、ホワイトカラー・エグゼンプションの実現は止めさせなければなりません。