ホワイトカラー・エグゼンプション

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ホワイトカラー・エグゼンプション
厚生労働省の提案
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厚生労働省の提案

厚生労働省によると現行の労働基準法は1947年現法案制定以前の、工場法が元になっており、工場勤務の労働者以外には適さなくなってきているとの見解です。つまり、現在のホワイトカラーには労働基準法は適さないとの判断から、エグゼンプション(除外)するのが自然なことだとホームページで言っています。本当にそうでしょうか? 

厚生労働省のホワイトカラーの定義

厚生労働省ホームページによるとホワイトカラーの重要な仕事は「考えること」だそうです。そして、この「考えること」は会社以外の通勤時や、自宅に居る時も含まれるというのです。また、会社に居るからといって、仕事のことを考えているとは限らないとも言っています。しかしながら、仕事以外のことを考えているからといって、仕事に結びつかないとも限らないとも言っています。どうですか皆さん? 訳が分からなくなってきませんか? 要するにホワイトカラーは仕事をしているんだか、遊んでいるんだか分からないと言うのです。なんという事でしょう! さらに、IT機器の普及でモバイルワークが拡大するというのです。今、巷では情報管理の重要性から、社外へのコンピューターやデータの持ち出しを禁止する方が多くなっています。厚生労働省はまったく逆のことを言っているのです。油断も隙もありません。

厚生労働省のホワイトカラーの賃金形態

厚生労働省は過去3年間のデータで、賃金に対する成果部分、職務遂行能力部分、仕事の内容に対する部分が増加の傾向にあるとしています。何故そうなったのでしょう、皆さん思い出してください、過去3年間にどれだけの人数がリストラされたでしょう、リストラを進めるために、上記のような部分を賃金に反映させ、企業はリストラを繰り返してきたのではなかったでしょうか? リストラの次はホワイトカラーにターゲットを絞ってイジメヨようと言うのでしょうか? 呆れて物も言えません(怒)更に、残業をする従業員は効率が悪いと言うのです。そして効率の悪い従業員が、割り増し手当ての残業代を貪っているのだそうです。なんという言い草でしょう! 今読んでいるあなたの事かもしれないんですよ! キーボードを打つ手が震えてきます(震)

厚生労働省の残業の認識

ホワイトカラーには趣味や家庭を大事にする人もいれば、仕事が大好きな人もいるそうです。ごもっとも。では、ブルーカラーにはそういう人は居ないのでしょうか? 居るはずです。ホワイトカラーに限らずあらゆる職種にいえる事です。そして、仕事の好き嫌いに関わらず、しなくてはならない仕事があり、実際にサービス残業までして仕事をしているのです! この、サービス残業の問題には一言も触れられていないのです! 涙が出てきました(涙)

厚生労働省のみなし労働時間制の問題点

現在みなし労働制には3つの種類があります。「事業外労働制」「専門業務型裁量労働制」「企画業務型裁量労働制」です。みなし労働制とは実質的にはホワイトカラー・エグゼンプションです。1987年に施行され、1998年には労働基準法の改正があり、2003年には更なる規制緩和がされました。にもかかわらず、日本経団連のアンケートの統計では85%の企業が「不都合な点がある」としています。この、日本経団連のアンケートがくせものです。日本経団連のアンケートの統計ですから、企業の経営者に対するアンケートの統計で、労働者の意見は入っていないのです。さらに、現行では「労使委員会での決議」「本人の同意」が必要ですが、これすら認めない方向でホワイトカラー・エグゼンプションを進めようというのです(恐)更に更に、企画業務型裁量労働制については94.5%が現行制度に不備があるという統計を持ち出して(日本経団連の)具体例を出して、広報部門での企画立案者だけでは無く、原稿執筆者にまでその適用を広げろというのです。なんと言う事でしょう! はっきりいって現場で原稿を書いている多くはアルバイトです、そのアルバイトと同じ仕事をしている労働者にまで、ホワイトカラー・エグゼンプションを適用しようと言うのです! めまいがしてきました(霞)

厚生労働省のその他の見解

ここまで書いてきて、かなりうんざりですが、更に管理監督者の深夜労働もホワイトカラー・エグゼンプションで括ってしまおうとか、専門業務型裁量労働制の対象を広げよう、年俸400万以上を対称にする(全労働者の45%にあたります!)など信じられないことが次々と書かれています。もう疲れました…