ホワイトカラー・エグゼンプション

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ホワイトカラー・エグゼンプション
ブルーカラー
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ブルーカラー

白襟のホワイトカラーに対して、こちらは青襟-Blue Collarが言葉の由来です。1920年代ホワイトカラーと同じ頃にアメリカで使われ始めました。当時アメリカの、主に現場や工場で肉体作業に従事していた労働者が、青いデニムの作業服を着ていたことから、ブルーカラーの呼び名が使われ始めたそうです。ブルーワーカーと呼ばれる場合もあったようです。

ブルーカラーの変遷

1920年当時のアメリカは、自動車産業真っ盛りで多くのブルーカラーが自動車産業を中心に建築や土木、鉄鋼、機械製造などに従事していました。その後産業のグローバル化に伴い、アメリカの製造業は衰退して行き、現在ではブルーカラーの人手不足が、深刻な問題になっています。日本では、1950年以降の高度経済成長期にはブルーカラーという言葉は使われず、土木作業員は土方、工場作業員は職工と呼ばれていました。1980年代のバブル期のブルーカラーは「3K」と呼ばれキツイ、汚い、危険の悪条件の職種として若者のブルーカラー離れが深刻な問題になりました。1990年代後半のバブル崩壊後、人材派遣やアウトソーシングの普及する頃まで、ブルーカラー(ブルーワーカー)という言葉はあまり使われていませんでしたが、求人広告やインターネットでの求人の普及に伴い、ブルーカラーが浸透していきました。また、ブルーカラー専門の求人誌「ガテン」のヒットにより、ブルーカラーを別名ガテン系とも呼ぶようになって、ブルーカラーの若者が増える傾向にあります。

ブルーカラーの職種

ブルーカラーと一言で言ってもいろんな職種があります。幾つかのグループに分けてみていきます。

1次産業

農業、漁業、林業、畜産業、鉱業などです。屋外での仕事が多く、労働時間も天候に左右されるため一定ではありません。また、製品の価格が市場の変動を受けるため収入も安定しません。きまった休日も無いため肉体的、精神的にキツイ職種です。

土木系

橋梁工事、道路工事、河川工事、地質調査、測量、水道工事、基礎工事などがあります。屋外での作業が殆どで、天候により労働条件が大きく変わってきます。労働時間はおおむね一定していますが、納期(工期)が迫っている場合は長時間の労働を強いられることもあります。雇用形態は、以前は出稼ぎや日雇いなどでしたが、アウトソーシングの普及により安定の傾向にあります。

建築系

大工(住宅、型枠、意匠、宮、船、数奇屋、建具、造作)、鳶(とび)職(足場、重量、鉄骨)、鉄筋工事、コンクリート(ポンプ、左官)、内装工事、塗装、サッシ、電気設備、空調設備、エレベーター、エスカレーター、照明などです。外観が完成するまでは、屋外作業が続きますが、外観が完成すれば、とりあえず雨風はしのげるので、おおむね快適な作業環境といえます。いわゆるガテン系の代表格で、就業人数もブルーカラーの中でも多い方なのではないでしょうか。労働時間も職種によって違うようで、工期の前半に作業に入る大工さんなどはあまり残業せず、工期後半に入る設備関係の業者さんは深夜まで残業に追われるようです。

工場系

自動車、電気製品、食料品、飲料、衣服、家具、工業機械、紙・パルプ、印刷、ゴム製品、などです。屋内の作業で、時間管理も大手は割としっかりされています。最近のグローバル化により中小企業は、よほどしっかりとした技術を持っていないと、企業存亡の危機にさらされているところも少なくありません。

医療・介護、サービス

看護士、看護助手、歯科衛生士、歯科技工士、ホームヘルパー、美容師、理容師など。専門的な知識と資格が必要で、仕事柄、人命に関わることが多い分野です。労働時間は、看護師以外は残業も殆ど無く安定した勤務形態です。看護師に限っては24時間体制のため、交替勤務になることが多いようです。

ホワイトカラー・イグゼンプションにならって、ブルーカラー・イグゼンプションなるものが出てくることは考えにくいのですが、管理職になるとホワイトカラー・イグゼンプションが適用になる為、知らぬ存ぜぬではすまないでしょう。