ホワイトカラー・エグゼンプション

http://www.exenwhite.com

ホワイトカラー・エグゼンプション
カラーと仕事
このページをブックマークする

カラーと仕事(ホワイトカラーとその他のカラー)

皆さんは仕事をするときに、自分は何カラー? と考えたりしますか。普段はあまり考えることの無い仕事とカラーの関係を「ホワイトカラー・エグゼンプション」というものを通して考えてみましょう。

ホワイトカラーとブルーカラー

ホワイトカラーとは、一般的には事務職や頭脳職と言われています。白いYシャツにネクタイをして…といったイメージですが、けっこう幅が広かったりします。マイオフィスにマイデスク、マイコンピューターに秘書まで着いて、打ち合わせ以外はマイオフィスから出なくてもいい、といった典型的なホワイトカラーもいれば、毎日靴底をすり減らし、クライアントにへこへこと頭を下げ、汗だくになりながら外回りをする営業マンのホワイトカラーもいます。こんなにも違う人たちを同じ土俵の上に上げホワイトカラーとしてまとめてしまっても良いのでしょうか? 一方ブルーカラーと呼ばれる人たちは一般的には肉体労働や現場での作業者と言われていますが、極端な例を挙げると、製品開発に携わりモックアップの製作に関わる作業者や、F1マシンのエンジン開発に携わる作業者は、前出の営業マンよりよっぽどホワイトカラーに近い待遇にあるといえます。つまりマクロな視点から、ホワイトカラーだとかブルーカラーだとか考えるのはあまり意味の無いことなのです。しかしそう言っては身もふたも無いので、チョッとだけ考えて見ます(笑)

その他のカラー

以前はホワイトカラーとブルーカラーの2種類しかなかったのですが、最近ではいろんなカラーが出てきているようです。また、カラーとは本来Collar-襟の意味なのですが、最近ではColor-色の意味で使われることも多いようです。

グレーカラー

主に販売職に使われるという説が有力ですが、一部の方はホワイトカラーとブルーカラーの中間を意味するとも言っています。また、中国では製品開発と技術職の両方をこなすタイプの職種をグレーカラーと呼んでいて、大変貴重な存在として求人も多く、優遇されているようです。

ゴールドカラー

アメリカのシンクタンクに於いて、特Aクラスのホワイトカラーをゴールドカラーと呼んでいます。知的労働力に優れ、企業のブレーンとして効率だけでは測れない分野を担っています。具体的には企業の将来の舵取りをする戦略スタッフ、先端の感性が要求されるマーケティング部門、高度な基礎工学の研究開発(R&D)に携わる研究員などです。

メタルカラー

メタルカラーとは、鋼の襟を意味しています。つまりブルーカラーの特Aランクで、超一流の職人さんであったり、超一流の技術者を指します。ノンフィクション作家の山根真一氏によって雑誌に掲載された、「メタルカラーの時代」がヒットとなりメタルカラーの呼び名が一般的になりました。また、テレビ番組の「プロジェクトX」は「メタルカラーの時代」のパクリだとも言われています。

カラーってそんなに大事ですか?

以上のように色々なカラーがあることは分かりましたが、ホワイトカラーだから、ブルーカラーだから、といった分類には何の意味も無いのです。そこには一従業員と経営者がいるだけで、そこに具体的で納得のいく契約が交わされていれば、ホワイトカラー・エグゼンプションなどというものは、これほどまでに問題になることは無かったのです。契約に基づき適正な成果を挙げていれば残業しようがしまいが、どうでもよいことなのです。と、強気に言って見ましたが、成果の現れにくい分野もあるわけで、一刀両断にするわけにもいかず、まさにここが日本らしくもあり、エグゼンプションの最大の難関ともいえる部分だと思います。経営側が先手を打ってきた感がありますが、経営者の多くは、元は普通の従業員だったわけで、現状を充分に理解しているはずなのですが…立場が変わると見識も変わってしまう物なのでしょうか?